
最近、腰の痛みがずっと続いているの。
どうしてかしら??



腰痛は原因が1つだけではないんですよ。
一緒に原因をさがしましょう!
腰痛で悩んでいる人は多い
動けないほどの痛みではないけれど、ずっと続いている腰痛。
整形外科で調べてもらっても改善しない腰痛。
こうなるとずっと我慢しなければらならないのかと不安になりますよね。
実は、
- 急激な腰の痛み
- 寝返り・起き上がりで痛い
- 立ち上がると腰が伸びない
- いつも腰が重怠い
- お尻に痛みがある
- 脚に痛みとしびれがある
- 妊娠中や産後に腰痛になった
腰痛の方はこのような悩みを抱えている方が多いのです。
年齢や性別問わずお悩みの方が多いのが特徴ですね。
腰痛には以下のような分類があります。
急性 (~6週) | 亜急性 (6~12週) | 慢性 (12週~) | |
特異的 | 外傷性・神経性・腫瘍性・内臓疾患性など | ||
非特異的 | 筋・筋膜性・加齢・変形性などで、一般的には予後が良好 | 精神的・社会的要因が高くなる |
多くの方が後者の「非特異的」な腰痛で来院されます。
筋肉由来のものなら我慢すればなんとかなるんじゃないの?
いいえ。それは違います。腰は「カラダの要」です。
腰痛はとても辛いものです。
わたしは今まで、腰痛で日常生活に支障をきたしている方をたくさん診てきました。
痛みの原因を突き止め、早めに改善しましょう!
careてらすでは丁寧にお話を聞き、下記の内容を確認していきます。
①炎症症状があるか?(熱感・腫れ・皮膚の光沢など)
→急性の痛みの場合は、特に炎症症状の確認をします。また、寝返りや起き上がりに強く痛む場合は圧迫骨折なども考えられます。その疑いがある場合は整形外科の受診をお勧めします。
②腰椎の棘突起(骨の飛び出した部分)に圧痛や叩打痛があるのか?
叩打痛がある場合は神経自体に影響があることがある場合や棘突起に付着する筋肉の硬さが影響します。
③仙腸関節炎があるか?
→骨盤の仙腸関節という部分の痛みの確認をします。
④どこの部分の筋肉に硬さがあるか?
→しっかりと筋肉を触り、硬さの確認をします。
⑤どこの部分の関節が動いていないのか?
→関節の動きがスムーズでない場所を確認し、その方が本来持っている関節の動きを取り戻していきます。
整形外科に行ったけれど、レントゲンでは問題ないと言われた方の多くは④と⑤による場合が多いです。
筋肉の硬さや関節のズレは、痛みやしびれを引き起こす要因となります。
腰回りやお尻回りの筋肉(中殿筋・小殿筋・梨状筋や双子筋・大腿筋膜張筋など)の硬さを取り、腰椎・骨盤・股関節などの関節の動きを調整するよう施術していきます。
長年培った技術を駆使し、痛みのない施術を行っていきますので、是非安心してお越しください。
いつ、どのような動きで痛みが出るのか、整形外科的なテストを行い確認しながら施術をし、痛みの原因を探っていきます。
椎間板ヘルニアと診断された
整形外科を受診してMRIを撮ると、腰椎椎間板ヘルニアと診断されることがあります。
腰椎椎間板ヘルニアとは?腰椎と腰椎の間には、椎間板というクッションがあります。その椎間板の組織である髄核や線維輪が脊柱管内や椎間孔内外に突出することにより、神経根を圧迫し、症状を呈する疾患です。
片側の腰~臀部~太もも~(ふくらはぎやすね)に痛みや痺れを感じる方が多いのが特徴です。
ただ、ヘルニアと診断されても、怖がらなくて大丈夫です。
「標準整形外科学」にも記載されていますが、
椎間板ヘルニアの大半、とくに硬膜外腔に脱出したヘルニア腫瘤は周囲に肉芽ができ、その肉芽の血管から遊走した貪食細胞によって貪食されて、ほとんどが3か月で消失する。このヘルニア腫瘤の自然消失は保存療法が奏功する。
標準整形外科学第7版
このように、ヘルニアの腫瘤がある、という事実は怖がらなくても良いことなのです。
では痛みや痺れはなぜ起こるのか?
それは、身体の使い方に負担がかかり、坐骨神経様の症状を呈しているからと考えられます。
筋肉の異常な硬さを軽減させ、背骨や肋骨・骨盤・股関節などの動きをスムーズにすることで、痛みや痺れは軽減してきます。
ただし、私が長年多くの方をみさせて頂いた中で、痛む側の脚が地面につけないほどの痛みと痺れが強い方もいらっしゃいました。ヘルニアで手術の適応となる、明らかな下肢の運動麻痺や膀胱直腸障害が伴う場合は、早急に整形外科への受診をお勧めします。