
昔から便秘気味で、お腹の張りが辛いです。



産後からお腹の張りと違和感があって、ずっと苦しいんです…。



便秘は種類によっては、姿勢や体幹筋・骨盤底筋の働きを見直すことで改善することがあります。
仕組みを知って、一緒に改善していきましょう!
腸の働きと排便のしくみ
口から食べたものは、食道→胃→十二指腸→小腸(長さ5~6m)→大腸(長さ1.5~2m)へ移動します。
また、胃の裏側の膵臓は、消化酵素が分泌され、ブドウ糖やアミノ酸といった栄養素に分解します。


この消化酵素により分解された栄養素は、小腸で吸収されます。
大腸では主に水分や電解質が吸収されるので、食べ物のカス(食物残渣)だけが集められ、それが固まりになったものが便となります。
この大腸での水分吸収の速さによって便が硬くなったり、柔らかくなったりすることがあります。
便秘ー排便機能の障害とは
便秘とは?
一般的に3~4日以上有効な排便がなく、苦痛を伴った状態を便秘といいます。
その頻度は男性8%、女性21%と女性の割合が高いと報告されています。
便秘の種類
器質性便秘 | 機能性便秘 |
大腸がんや腸管狭窄など | 大腸の痙攣 |
過敏性腸症候群などに見られる痙攣性便秘 | |
大腸の運動が低下している弛緩性便秘 | |
直腸まで便が下りてきているがなかなか排出できない、直腸性便秘 |
上記のように、便秘には種類があり、肛門の圧の低下や骨盤底筋の機能低下により、便が下りてこないものがあるのです。
姿勢や体幹の筋肉の見直しをしませんか?
便秘の状態に合わせて、姿勢や働きにくい筋肉を改善していきましょう!
肛門内圧が低く、便を押し出しにくい人 | 骨盤底筋の緊張が高く、骨盤内臓器が下垂気味の人 |
体幹筋を整え、収縮を促す | 骨盤底筋の緊張を緩め、正常な筋収縮を促す |
careてらすでの流れ
①問診
便秘の経緯・状態・種類や、その他日常生活で困っていることなどを丁寧に伺っていきます。


②便秘の原因を探る
- 施術ベッドに横になりリラックスした状態で、お腹の張りを確認し、内臓のどの辺りに硬さがあるか確認します。
- 便秘が起こりやすい原因は、日常生活の食生活ももちろん影響しますが、背骨や骨盤の歪みなどの姿勢が影響することがあるので、姿勢のチェックやどこの筋肉が硬くなっていているかなどを触診し確認していきます。
- 体幹のインナーマッスルは収縮しているのか、骨盤底筋の緊張状態はどうか、careてらすではエコーなども使用し確認していきます。


③全身のバランスを整えていきます。
身体は繋がっています。
背骨や骨盤・筋肉の調整を行うことで姿勢が改善し、結果的に便秘が軽減することがあります。
また便秘は自律神経との関わりも深いので、関節と筋肉を整え、心身ともにリラックスすることで
「副交感神経」優位にし、腸の蠕動運動を活発にしていきます。


④腸マッサージにより、腸の運動を向上させます。
直接お腹に触れ、皮膚・脂肪・筋膜・筋肉の硬さを確認し、リリースすることで、お腹の張りを軽減させていきます。



careてらすのオーナーは、20年以上患者さまと向き合ってきた実績があります。
症状の原因は人それぞれ。
丁寧にお話を聞き、施術させていただきます。
便秘のお薬に頼り続ける生活に不安を感じている方は、是非一度、ご相談ください。
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