股関節が痛くて庇っていたら、膝も痛くなってきたわ。
Aさん股関節の人工関節手術をしたけど、まだ痛みがあります。
傷あともピリピリと痛いです。



赤ちゃんのころに先天性股関節脱臼と言われ、出産は出来たんだけれど、産後に痛みが出てしまった。
股関節のしくみ
股関節は、人間の最大荷重関節であり、立って歩行する際に最も重要な関節の一つです。
股関節は臼蓋と呼ばれる骨盤のカップと、大腿骨頭(大腿骨)の連結で「球関節」と呼ばれています。


股関節は色々な動きをするので、関節を安定させるために、強靭な靭帯や筋肉で覆われています。
骨盤の骨と繋がっているため、股関節と骨盤はとても大切な繋がりがあります。





股関節の可動域制限が出ている方、動きのことなら運動学を勉強してきているcareてらすオーナーの理学療法士にお任せ下さい(^^)/


代表:大金麻実
資格:理学療法士
施術歴:20年
NPO法人:ママのカラダケアLabo代表
職歴と経験
- 小平中央リハビリテーション病院(勤務年数:3年)
- 飯島整形外科(勤務年数:2年)
- やぎはし整体院株式会社(勤務年数:11年)
子育てと両立しながらの勤務:4人の妊娠・出産を経験しながら、老人保健施設や整形外科で勤務。子育て中心の生活を送りながらも学び続けた時間が、家族との関係を築く大切な基盤となりました。
NPO法人 ママのカラダケアLabo




NPO活動目的
- ママの身体の事を知ってもらう機会を作る
- 自分の身体や心と向き合ってもらう
- ママ達のコミュニティーを広げる場を作る
先天性股関節脱臼とは?
出産前、および出産後(出生時)に大腿骨頭が関節包の中で脱臼している状態をいいます。
病因は、下記のとおりです。
- 遺伝的要因
- 関節弛緩の関与(母体のリラキシンというホルモンの分泌の影響
- 力学的要因(出産時の問題など)
昔の日本は、赤ちゃんの時に股関節を開かせる習慣があまりなく、先天性股関節脱臼になる子どもが多かったとのことですが、最近はだいぶ減少したとのことです。
ただ、現在の60代以降で、過去に先天性股関節脱臼だった方などは、年齢を重ねて変形性股関節症になる方もいるので、既往歴も大切になります。
変形性股関節症へと変化
変形性股関節症は、関節軟骨の変性や摩耗により関節の破壊が生じ、これに対する反応性の骨増殖(骨硬化、骨棘)を特徴とする疾患で、
原疾患が明らかでない一次性股関節症と、
何らかの疾患に続発する二次性股関節症に分類されます。
日本人の多くは、二次性股関節症の方が多いと言われています。
特に上記のような、先天性脱臼(亜脱臼も含む)があっても特に治療せずにいた場合、荷重時に骨頭は外上方へ移動し、股関節のごく狭い荷重面で荷重を受けるようになるため、関節軟骨が摩耗し、骨頭はますます亜脱臼位に変位し、関節症が進行していきます。


股関節痛の原因は?
- 摩耗した関節軟骨による生じた滑膜炎による痛み
- 周囲の筋肉疲労によるだるさや痛み
- 関節症が進行した際の軟骨下骨層の破壊や硬化による痛み
上記のようなことが要因となり、痛みを引き起こします。



整形外科で「変形性股関節症」と診断がされても、手術が必要なケースは多くありません。
こうなる前に、是非一度ご相談下さい(*^-^*)
careてらすでの流れ
痛みが出現した経緯を丁寧に伺っていきます。


股関節の痛みの原因が関節からなのか・筋肉によるものなのか・どの動きで痛みが出るのか、
などを実際に動きを見て確認していきます。


身体は繋がっています。
股関節が痛いといっても、実は他の部位への影響があることがほとんどです。
全身の調整を行うことで、結果的に股関節の痛みが軽減することがあります。
その際、痛みの少ない姿勢で施術を行いますので、楽な姿勢などをお伝えいただければと思います。


股関節に骨棘(トゲ)などが出来、身体の防御反応が起こっている時期は、痛みが強く出ることがあります。
その場合は無理な姿勢やの動きは取らない方が良いので、日常生活での楽な姿勢の取り方などをお伝えしていきます。



careてらすのオーナーは、理学療法士として
整形外科でも勤務していました。
ご不安なことなどあれば、いつでもご相談下さい。
※本ページの内容は一般的な健康・コンディショニング情報であり、医師による診断・治療に代わるものではありません。症状や体調に不安がある場合は、必ず医療機関にご相談ください。成果には個人差があります。

