Aさん産後半年くらい経っているのに、帝王切開の傷がまだ痛みます。傷の近くにしこりのようなものもあるし…
Bさん乳癌の手術をしたんだけど、傷回りが攣れるような痛みがあったり、腕が挙がりにくいんです。
Cさん人工股関節の手術をしたんだけど、傷の周りの赤みが減らなくて、痛みもあります。
careてらす手術後の傷の痛みや、瘢痕化した傷の影響で、周囲の関節の動きが悪くなることがあります。
まずは痛みを改善することが第一です。
病院ではケアしてもらえることが少ない手術後の後遺症。
リハビリの期間が終わっても痛みが長引く方などは、一度careてらすにご相談ください。
産後ケア・careてらす柏
手術後の傷の痛みに悩む方へ
手術後に「傷が痛い」「つっぱる」「帝王切開後、抱っこや起き上がりがつらい」と感じるママは少なくありません。傷そのものの回復だけでなく、姿勢や腹部の緊張、骨盤まわりの動きにくさが関係していることもあります。
手術後の傷の痛みはいつまで続く?
手術が無事に終わり、傷口も閉じているのに、
「傷の周りがまだ痛い」
「触るとピリピリする」
「傷の周りが硬くなっている気がする」
「身体を動かすと傷が引っ張られる」
「手術から何か月も経っているのに違和感が残っている」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
手術では、皮膚だけでなく、その下にある皮下組織や筋膜、場合によっては筋肉などの組織にも影響が加わります。
そのため、表面の傷がきれいに閉じたからといって、すぐに手術前と同じ状態に戻るわけではありません。
傷が治っていく過程では、傷の周囲が硬く感じたり、つっぱったり、触った感覚が以前と違ったりすることがあります。
また、手術をした場所や手術の方法、傷の大きさ、身体の状態などによって、回復の経過には個人差があります。
大切なのは、単純に「手術から○か月経ったから大丈夫」と判断するのではなく、痛みが少しずつ軽くなっているのか、それとも強くなっているのかを見ることです。
手術後に傷の痛みが続くのはなぜ?
手術後の痛みというと、「まだ傷が治っていないから痛い」と思われるかもしれません。
しかし、手術後しばらく経ってからも続く痛みには、さまざまな要因が関係します。
① 傷が治る過程で起こる痛み
手術によって傷ついた組織では、身体が傷を修復するための反応が起こります。
手術直後には炎症が起こり、その後、新しい組織が作られながら少しずつ傷が修復されていきます。
この過程で傷の周囲に痛みや腫れ、違和感などを感じることがあります。
傷の治り方には個人差があるため、「他の人はもう痛くないのに」と必要以上に不安になる必要はありません。
ただし、痛みがどんどん強くなる場合や、赤み・腫れ・熱感などが強くなっている場合には医療機関への相談が必要です。
② 傷あと(瘢痕)の硬さやつっぱり
手術後にできる傷あとを「瘢痕(はんこん)」といいます。
傷が修復されていく過程で作られる組織は、もともとの皮膚やその周囲の組織とまったく同じ状態ではありません。
そのため、
「傷の周りが硬い」
「身体を伸ばすと傷が引っ張られる」
「傷のところだけ動きにくい」
と感じることがあります。
例えば帝王切開後であれば、起き上がるときや身体を反らしたときに下腹部がつっぱるように感じることがあります。
股関節や膝の手術後では、歩いたり関節を大きく動かしたりしたときに傷周囲のつっぱりを感じることもあります。
③ 傷の周囲の組織が動きにくくなっている
私たちが身体を動かすときには、皮膚・皮下組織・筋膜・筋肉などがそれぞれ動きながら身体の動きに対応しています。
ところが手術後、傷の周囲の組織の動きが悪くなると、身体を動かしたときに傷周辺につっぱりや違和感を感じることがあります。
例えば、
・腕を上げると胸の傷がつっぱる
・身体を反らすと帝王切開の傷が引っ張られる
・歩くと股関節の手術痕周辺がつっぱる
などです。
careてらす傷そのものだけでなく、傷の周囲の軟部組織がどのように動いているかを見ることも重要です。
④ 手術後に身体の動かし方が変わっている
痛みがあると、人は無意識にその場所をかばって身体を動かします。
例えばお腹の手術後であれば、お腹を伸ばさないように少し前かがみになったり、股関節の手術後であれば手術した側に体重をかけないように歩いたりすることがあります。
手術直後には身体を守るために必要な反応ですが、その動きが長く続くことで別の場所に負担がかかることもあります。
「傷は治ったはずなのに身体を動かすと痛い」という場合には、傷だけでなく、姿勢や歩き方、関節の動きなども確認することが大切です。
⑤ 神経が関係する痛み
手術後には、
「ピリピリする」
「チクチクする」
「電気が走るように痛む」
「傷の周りの感覚が鈍い」
「触っただけでも痛い」
といった症状が出ることがあります。
このような場合には、傷の周囲の神経が痛みに関係している可能性もあります。
単なる筋肉の硬さとは異なる場合がありますので、強い痛みが続いている場合には、まず手術を受けた医療機関などに相談しましょう。
手術後の傷が硬い・つっぱるのは「癒着」?
手術後の傷について調べると、「癒着」という言葉を目にすることがあると思います。
そのため、
「傷が硬いから癒着しているのでは?」
と心配される方もいらっしゃいます。
しかし、傷の硬さやつっぱり感がすべて同じ原因で起きているわけではありません。
傷が治る過程でできる瘢痕組織の硬さや、皮膚・皮下組織などの動きにくさ、周囲の筋肉の緊張など、さまざまな要因が関係します。
そのため、傷を強く押したり、無理に剥がすようにマッサージしたりすることはおすすめできません。
特に傷が完全に治っていない時期には、自己判断で強い刺激を加えないようにしましょう。
手術後の傷の痛みに自宅でできること
手術後の傷が気になると、
「マッサージした方がいいの?」
「動かした方がいい?」
「触らない方がいい?」
と迷う方も多いと思います。
セルフケアを行う前に大切なのは、傷がきちんと治っているかを確認することです。
傷が開いている、出血している、強い赤みや腫れがある場合などにはセルフケアをせず、医療機関に相談してください。
① 痛みを我慢して傷を強く揉まない
傷が硬いと、
「揉めば柔らかくなるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、強く押したり揉んだりすればよいわけではありません。
特に術後間もない時期や炎症が残っている時期には、強い刺激によって痛みが増えることもあります。
傷の状態に合わせてケアを行うことが重要です。
② 傷だけでなく身体全体を少しずつ動かす
手術後に傷が痛いと、身体を動かすこと自体が怖くなることがあります。
しかし医師から運動について制限を受けていない場合には、回復に合わせて少しずつ日常の動きを取り戻していくことも大切です。
例えば、
・深呼吸をする
・肩や腕をゆっくり動かす
・無理のない範囲で歩く
・股関節や膝をゆっくり動かす
など、手術した場所に合わせて痛みのない範囲から始めます。
「痛いけれど我慢して動かす」のではなく、身体の状態を確認しながら少しずつ行うことがポイントです。
③ 傷をかばった姿勢にも注意する
手術後は傷を守るため、知らないうちに身体を丸めたり、片側に体重をかけたりすることがあります。
その状態が長く続くと、腰・肩・股関節など別の場所に負担がかかることがあります。
傷だけを見るのではなく、
「まっすぐ立てているか」
「左右均等に体重をかけられているか」
「以前と歩き方が変わっていないか」
などにも目を向けてみましょう。
こんな手術後の傷は病院に相談しましょう
手術後の傷の痛みには、身体が回復していく過程で起こるものもあります。
一方で、整体やセルフケアを行う前に医療機関で確認した方がよいケースもあります。
特に、
- 傷の赤みが強くなってきた
- 傷の周囲が腫れている
- 傷が熱を持っている
- 膿や液体が出ている
- 傷が開いている
- 発熱がある
- 時間が経つにつれて痛みが強くなっている
- 突然強い痛みが出た
- 傷の周りが急激に腫れてきた
- 強いしびれや感覚の異常がある
などの場合には、自己判断でマッサージなどをせず、まず手術を受けた医療機関などに相談してください。
「手術後だから痛くて当たり前」と我慢し続けるのではなく、いつもと違う症状がある場合には早めに確認してもらうことが大切です。
傷が治った後も痛みや動きにくさが残っている方へ
病院で、
「傷はきれいに治っています」
「手術自体には問題ありません」
と言われても、
「でもまだ痛い」
「傷がつっぱって動きにくい」
ということがあります。
そのような場合には、傷そのものだけでなく、傷周囲の組織の動きや関節の動き、筋力、姿勢、身体の使い方などが関係していることもあります。
careてらすでは、傷だけを見るのではなく、手術後に身体の動きがどのように変化しているのかも含めて身体全体を確認します。
careてらす病院で必要な検査や治療を受けたあとも、
「以前のように身体を動かせない」
「傷がつっぱる」
「手術した側をかばってしまう」
「リハビリが終わったけれど、まだ動きにくい」
などのお悩みがある方は、一度ご相談ください。
※当院の施術は医療行為や診断・治療を行うものではなく、日常生活をより快適に過ごすための身体づくりをサポートするものです。
帝王切開後の傷の痛み
帝王切開は分娩に占める割合の約27%※となっていて、決して少なくない数字です。
また、帝王切開は近年増加傾向にあります。
※令和2(2020)年 医療施設(静態・動態)調査(確定数)・病院報告の概況より
帝王切開には縦切開と横切開があります。


縦切開→お腹の筋肉は縦に繊維が走っているため、縦切開は出血が少なく治りやすい
横切開→恥骨上2~3横指を切開するので、傷跡が目立ちにくいというメリットがありますが、手術時間が長いため、緊急で一刻も早く胎児を晩出しないといけない場合などは縦切開になります。
帝王切開後の傷は放っておくと約34%が肥厚性瘢痕(皮膚を修復する細胞が過剰に産生され傷が赤く盛り上がった状態)やケロイド(傷に留まらず正常な皮膚まで盛り上がりが広がる状態)になります。
これらの状態になる前に、傷のケアをしておきましょう。
careてらすでは傷周りの癒着の予防・セルフケア方法をお伝えします。
※当院の施術は医療行為ではなく、日常生活の快適さを目指すサポートです。
乳癌などの術後の痛み
乳癌などの腫瘍摘出術の後、退院してしばらく経った後も創部の周囲組織の緊張や短縮が原因で、痛みが残存したり、周りの関節の可動域が悪くなったりすることがあります。
乳癌を例に挙げると、
- 術後の上肢の関節可動域制限
主な原因は、胸部と腋窩の軟部組織の伸張性が低下することで起こります。
上肢の可動域制限は、日常生活にも支障をきたします。
- リンパ浮腫
リンパ浮腫とは、体循環の一つであるリンパ系の機能低下によってリンパの排液能力が低下し、皮下組織に水分が貯留した状態です。
通常は皮下において毛細血管とリンパ管、そして間質の細胞との間で水分や栄養素の交換がおこなわれているのです。
リンパ浮腫はこのリンパ管の流れ、リンパ輸送能力が障害され、間質や組織間隙に体液やたんぱく質などが蓄積されて起こる浮腫のことです。
血液は心臓のポンプ機能で血管の中を血液が循環させますが、リンパ液は心臓のようなポンプが存在しないので、中枢から順々に末梢側を吸収する、穏やかな流れである特徴があります。そのため。周囲の圧や刺激によって左右されやすいのです。
乳癌などでリンパ管に傷がついてしまった場合やリンパ節を切除した場合は、リンパ浮腫が起こります。
careてらすでは、リンパ浮腫の方に対して、リンパの流れを改善する施術を行い、浮腫の影響で筋肉の弛緩と収縮が不十分な箇所に対して、正常な働きを取り戻していく施術を行い、筋ポンプ作用を促していきます。
careてらすcareてらすは個室となっていますので、相談しにくいお悩みも、どんなことでもお話していただければと思います(*^-^*)
股関節などの手術後の痛み
股関節や膝関節の外科的手術をした後に、傷の痛みが残存し、上手く体重をかけられないことがあります。
整形外科的な手術には皮膚・脂肪・筋膜・筋肉の侵襲が避けられません。
傷がついた部分は細胞が修復をしようと、「癒着(ゆちゃく)」を起こします。
癒着した皮膚や筋膜・筋肉は過緊張になり、痛みや関節の可動域制限を起こします。
そうならないためにも、退院後も傷や周囲組織のケアが必要になります。
※当院の施術は医療行為ではなく、日常生活の快適さを目指すサポートです。
careてらす当院は個室でスタッフも一人なので、傷口の確認やケアも直接行うことが可能です。
病院でのリハビリが終了した後も痛みや可動域制限が起こっている方は、一度careてらすにご相談ください(*^^*)

