Bさんデスクワークやスマホを見ることが続いて、首が痛くて頭痛がするわ



首が痛いから整形外科を受診したら、頸椎椎間板ヘルニアと言われたわ。手術しないといけないのかしら‥怖いです。



首の痛みは、現代の生活では逃れることができない症状です。
careてらすでは、痛みの原因を見つけ、痛みの緩和やセルフケア方法もお伝えしていきます。
姿勢によって首への負担がこんなに違う!?
そもそも成人の頭部の重量は体重の10%とされています。
体重60㎏の方は、なんと約6㎏の重さがあるのです!
ただでさえ重い頭を支えている脊柱ですが、この重さは頸部の角度によってさらに負担が増すのです。
正常なアライメントと比べると、
頸部を15°前傾させると約2倍、30°で3倍、45°では約4倍、60°ではなんと約5倍に負担が増加すると言われています。


先ほどの60㎏の方は、なんと30㎏の頭の重さが身体にかかっているのです!
さらに、上記の絵のように、頸椎の自然な前弯が減ってしまうと、頭の重さを支えることが余計に大変になります。
現代の方はパソコンやスマホ、ふかふかなソファなどで座位姿勢が崩れやすく、頭部が前に出る姿勢を取りやすく、頸椎に負担がかかっていることが多いです。



それを毎日毎日繰り返すと…身体が悲鳴を上げるのは当然ですね。
首周りの筋緊張の高さが及ぼす影響
後頭部には、骨や筋の狭い間隙を重要な神経や血管が通過しています。
上記のような姿勢を取り続けると、それらの神経や血管系に影響を及ぼし、症状を周囲に波及させてしまうのです。
首の痛みにとどまらず、頭痛・吐き気・めまい・眼精疲労などの症状や
自律神経のコントロールも悪化させてしまうことにもなりかねません。
首は脳の一部であり、頸椎が主体となった神経の通り道であるため、自律神経との関わりがとても深いのです。
頭痛や倦怠感・めまい・不眠・イライラ・動悸などの症状がある方も、首や全身の調整で改善することがあります。
頸椎椎間板ヘルニアと診断された
頸椎椎間板ヘルニアは、多くは椎間板の退行変性による線維輪断裂部からの髄核脱出と言われています。
30~50代の男性に多いと言われています。
<へルニアが神経根を圧迫> <ヘルニアが脊髄を圧迫>




- 頸椎症状‥後頭部・頸部から肩甲骨・背中の張り、不快感や痛み
- 神経根症状‥片側(まれに両側)の肩甲骨周囲の痛み、腕に放散する痛み、前腕や手指のしびれと感(知)覚障害、脱力、筋委縮など
- 脊髄症状‥感(知)覚障害は手指、手掌全体に及ぶしびれ感が主である。さらに体幹・下肢に広がる。また下肢の痙性麻痺や排尿不全、頻尿を自覚することもある。※標準整形外科学第7版 参考



このように、ヘルニアといっても状態や症状は一人一人違います。
ヘルニアは吸収されることが多い!
下肢の麻痺や膀胱直腸障害などの重篤な症状が出た場合は、手術の適応になることが多いですが、手術を必要としないヘルニアも多いです。
ヘルニアの腫瘤は、腫瘤の周囲に肉芽ができ、その肉芽の血管から遊走した貪食細胞によって貪食され、約3ヶ月から半年で消失すると言われています。※標準整形外科学第7版 参考
そのため、ヘルニアと診断されても、「お薬で様子を見ましょう」と言う整形外科医がほとんどです。
もし、整形外科を受診して、お薬を服用しても痛みやしびれが改善されない場合は、関節の動き・筋肉の硬さ・血流の悪さに問題があるかもしれません。



そんな時は、一度careてらすにご相談下さい。
全身の状態を確認し、調整していきます。
日常生活で気を付けることもお伝えしていきます。
careてらすでの流れ
①問診
痛みが出現した経緯を丁寧に伺っていきます。


②痛みの原因を探る
首周りのどの部分が痛いのか、どの動きで痛いのか、手に痛みや痺れがあるか、などを確認します。
careてらすのオーナーは、整形外科で勤務していた理学療法士です。
整形外科を受診して、レントゲン画像などもお持ちでしたらご持参ください。拝見させていただきます。
頸椎を支えている関節の動き・筋肉の硬さなどを触診し、原因を探っていきます。


③全身のバランスを整えていきます。
身体は繋がっています。
首が痛いといっても、実は他の部位への影響があることがほとんどです。
全身の調整を行うことで、結果的に首の痛みが軽減することがあります。
首周りは神経や血管も多く走っている場所なので、無理に動かすことはせず、丁寧に調整していきます。





施術の強さなど、ご希望に沿った調整を行っていきますので、不安や心配事など些細なことでも仰っていただければと思います。



careてらすのスタッフは、20年以上患者さまと向き合ってきた実績があります。
痛みの原因は人それぞれ。
丁寧にお話を聞き、施術させていただきます。
首の痛みに悩んでいる方は是非一度、ご相談ください。








