産後ケア・careてらす柏
産後の腱鞘炎や関節痛に悩むママへ
出産後には腱鞘炎・関節痛・マミーブレイン・産後うつなど、体と心にさまざまな不調が現れることがあります。柏市・松戸・我孫子エリアの整体院では、産後ママが安心して相談できる環境を整え、日常生活を少し楽にするためのサポートを行っています。大切なのは、一人で抱え込まずに相談できる場所があることです。
理学療法士・20年施術してきた私が 解説いたします。

産後の不調はご相談ください
産前産後のからだに寄り添い、やさしく確かなケアをお届けします。
- 資格
- 理学療法士
- 施術歴
- 20年
- 学歴
- 横浜リハビリテーション専門学校 卒業
- 活動
- NPO法人 ママのカラダケアLabo 代表
産後の腱鞘炎や関節痛
マミーブレインと気分変化
整体院でのケア例
日常生活での工夫
相談先とサポート体制
産後に多い手首や関節の不調について
出産後のママの体は、赤ちゃんの抱っこや授乳などの繰り返し動作で手首や指、肘などに大きな負担がかかります。特に「腱鞘炎」や「ばね指」と呼ばれる状態は産後ママの相談の中でも多く、柏・松戸・我孫子地域の整体院にも多くの声が寄せられています。これは誰にでも起こり得る自然な変化であり、決して珍しいことではありません。
腱鞘炎・ばね指の原因と背景
腱鞘炎は、手首の腱を覆う腱鞘に炎症が起きて動かしづらくなる状態を指します。産後はホルモンバランスの変化によって関節が緩みやすく、さらに授乳や抱っこなどの同じ動作が繰り返されることで、手首や指に負担が集中します。ばね指も同様に、指の腱がスムーズに動かなくなり、カクンと引っかかるような違和感が生じやすくなります。
整体でのケアとセルフサポート
整体院では、腕や肩まわりの筋肉をゆるめて手首にかかる負担を軽減するサポートや、姿勢を整えることで育児動作を楽にするケアを行います。また、自宅では手首を温めたり、ストレッチを取り入れることも効果的です。タオルを軽く握って開閉を繰り返す簡単な運動や、手首をサポートするグッズを活用するのもおすすめです。
腰痛や膝痛など産後の関節トラブル
産後ママの相談で多いのが腰や膝の不調です。出産によって骨盤が開いたり、ホルモンの影響で関節が不安定になったりすることで、体にかかる負担が増してしまいます。柏・松戸・我孫子エリアの整体院にも「授乳で腰が痛む」「階段の上り下りで膝に違和感がある」といった相談が多く寄せられています。
ホルモンバランスの影響について
妊娠中から分泌される「リラキシン」というホルモンは関節をゆるめ、出産をスムーズにする役割を持っています。しかし産後もしばらく体内に残るため、関節が不安定な状態が続きます。その結果、抱っこや授乳、家事などの日常動作で腰や膝に負担がかかりやすくなるのです。
日常生活でできる工夫
腰痛や膝痛をやわらげるためには、日常の姿勢を見直すことが大切です。授乳の際にはクッションを使って前かがみを防ぐ、長時間の抱っこは抱っこ紐を利用する、膝に負担をかけないように床ではなく椅子に座るなど、少しの工夫で体の負担を減らせます。整体院ではこうした生活習慣の改善も含め、アドバイスを受けることができます。
骨盤の安定性と体幹バランスの重要性
産後の体で最も注目される部位のひとつが「骨盤」です。出産によって開いた骨盤は、自然に元に戻ろうとしますが、その過程で歪みが生じることがあります。骨盤が不安定なままでは腰痛や肩こり、股関節の不調など全身に影響が広がる可能性があります。
骨盤と姿勢の深い関係性
骨盤は体の土台ともいえる存在で、姿勢や動作に大きく関わります。骨盤が前傾または後傾すると、背骨のカーブが乱れ、首や肩への負担が増えることもあります。そのため、骨盤を整えることは姿勢改善の第一歩となります。整体院では骨盤まわりのケアを中心に、全身のバランスを考えたアプローチを行います。
自宅でできる簡単エクササイズ
骨盤の安定を助ける方法として、自宅でできる軽い運動があります。例えば、仰向けになり膝を立てたまま骨盤を前後にゆっくり動かす「骨盤ゆらし」や、深い呼吸とともにお腹を引き締める「ドローイン」などは産後ママにも取り入れやすいエクササイズです。無理のない範囲で続けることがポイントです。
産後ママの心の不調と整体院の役割
体の不調だけでなく、心の変化も産後には現れやすいものです。育児への責任感、睡眠不足、生活リズムの変化などが重なり、「マミーブレイン」や「産後うつ」と呼ばれる状態を感じる方もいます。柏・松戸・我孫子エリアでも「集中力が落ちた」「気分が沈みがち」といった相談は増えています。
マミーブレインの原因と背景
マミーブレインとは、出産後に記憶力や集中力が低下したように感じる現象を指します。医学的に明確な病気ではなく、ホルモンや生活習慣の影響による一時的な状態と考えられています。睡眠不足や心身の疲れも関係しているため、焦らず工夫を重ねることが大切です。
産後うつと整体でのサポート
産後うつは長く続く気分の落ち込みを特徴とし、医療機関での専門的なケアが必要となる場合もあります。一方で、整体院ではリラックスできる空間を提供し、心身を整える時間を持つことで気分転換の一助となります。整体は直接的な治療ではありませんが、安心して体をゆだねられる場として利用する方も少なくありません。
カイロプラクティック視点の産後ケア
整体院の中にはカイロプラクティックの手法を取り入れているところもあります。柏・松戸・我孫子地域でも、背骨や骨盤のバランスを意識したアプローチを行う院は増えています。
背骨と神経のつながり
カイロプラクティックは、背骨や骨盤のバランスを整えることで神経の流れをスムーズにし、体全体の機能を高めることを目的としています。産後の体にとっても「土台を整える」という考え方は大切な視点となります。
身体を整えるリフレッシュ効果
施術を受けることで「体が軽くなった」「リラックスできた」と感じる方も多く、心身をリフレッシュするきっかけになることがあります。育児で忙しい毎日の中で、自分自身を労わる時間を持つことが大切です。
柏・松戸・我孫子で整体院を選ぶ基準
地域に多くの整体院がある中で、自分に合った院を選ぶことはとても大切です。
口コミや実績を参考にする
インターネットの口コミや実際に通った方の体験談は、安心して整体院を選ぶ上で大切な情報源です。また、産後ケアの経験が豊富な整体院を選ぶと、相談しやすい雰囲気が得られます。
子連れに優しい整体院の特徴
子育て中のママにとっては、ベビーカーで来院できるか、キッズスペースがあるかも重要なポイントです。柏・松戸・我孫子エリアには子連れ歓迎の整体院も多く、安心して通いやすい環境が整っています。
日常生活で取り入れたいセルフケア習慣
整体院に通うだけでなく、日常的にセルフケアを行うことで体はより快適に保ちやすくなります。
ストレッチや軽い運動習慣
授乳後や抱っこの合間に肩や腰を伸ばすストレッチを行うと、筋肉のこわばりを防げます。短時間でも続けることで効果を実感しやすくなります。
睡眠と休養を確保する工夫
家族に協力してもらい、休養時間を確保することはとても大切です。昼寝を取り入れたり、家事を分担したりすることで、体も心も落ち着きやすくなります。
地域の子育て支援と整体院の連携
\産前産後のママのためのカラダケア/
- ✓ ママの身体の事を知ってもらう機会を作る
- ✓ 自分の身体や心と向き合ってもらう
- ✓ ママ達のコミュニティーを広げる場を作る
2020年に柏市民公益活動団体として「ママのカラダケアLabo」を立ち上げました。理学療法士として、ママ達が自分のカラダのことを知るきっかけを作りたいと考え、立ち上げを決意しました。メンバーは理学療法士・作業療法士・看護師・助産師を中心に構成されています。
講座内容は多岐にわたり、『産後ママの骨盤ケア講座』『赤ちゃんの抱っこの仕方』『ヨガ』『ピラティス』『アロママッサージ』などを開催してきました。その後2023年にNPO法人となり、現在も柏市内でママやお子さん、全ての女性のために様々なイベントを行っています。
- 5月:柏市「市民活動フェスタ」に参加
- 6月:パレット柏「産後骨盤ケア講座」
- 8月:パレット柏「筋膜ローラー講座」
- など多数
柏・松戸・我孫子地域では、行政や民間が連携して産後ママを支える取り組みが増えています。
行政や地域の取り組み紹介
産後ケア事業や子育て支援センターでは、育児相談や一時預かりなどのサービスが提供されています。整体院と併用することで、より安心して子育てに向き合える環境が整います。
整体院が地域で果たす役割
整体院は体のケアだけでなく、ママ同士が交流する場になることもあります。「一人じゃない」と感じられることが、心の支えになる場合もあります。
まとめ|体と心を整える産後ケアの大切さ
産後のママは体にも心にも大きな変化を経験します。腱鞘炎や腰痛、骨盤の不安定さ、気分の落ち込みや集中力の低下など、誰もが通る道といえます。柏・松戸・我孫子の整体院では、体と心の両面に寄り添い、リフレッシュや姿勢改善をサポートしています。無理をせず、自分に合った方法でケアを続けることが、快適な産後ライフを過ごすための第一歩となります。